そうだ、洋書でも読んでみる?

柄にもなく、今日は少し洋書を紹介してみようと思う。というのはいくつかの偶然が重なり、ぷち読書ブームが自分の中で起きているからである。

偶然というのは、香港を旅立つ前、友人と食事をしたのだが、その際に洋書をプレゼントとしてもらったこと*1。通勤時間が毎日往復で1時間ほど発生していること。そして、最近KindlePWを妻に購入したたところ、その「おさがり」としてKindleが自分の手元にやってきたことである。

友人から貰った本をきっかけに洋書を読む機会があり、そこにKindleがやってきて効率が改善され、通勤時間の発生という環境の変化により、洋書を読む習慣ができ始めているのである。

とまあ、そういう状況で、何となく読書を意識するようになったこともあり、棚卸兼ねて以前読んだ本の中で面白かったなーと感じたものを紹介してみようかなーと。

slumdog millionaire

まずは自分が洋書を読むきっかけとなった本。

Q & A
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2009年のアカデミー賞を受賞した「slumdog millionaire」の原作である。ひょんなことから映画を見て、その出来に感動していたところ書店で見つけて手にとった作品。当時は、留学するなんて全く思っていなかったので、特別英語を勉強していた訳でもない。ので、結構大変だったんだけど、元々中高生向けの本だったみたいで、なんとか読みきったのだった。

この時わかったのが、最初に洋書を読むなら小説がいいなー、ということ。しかも、できれば映像化されており、それを最初に見ておくと更によいと思う。

というのも、洋書を読む上で最大の敵は「挫折」。そう、三日坊主である。でも、小説なら、続きが気になって自然に読み進められるので、途中で心が折れにくい。また、予め大筋をおさえていれば多少分からない表現や単語があってもどんどん先に進められる*2。ということで、映像化された小説というのは、継続には非常に適していると思う。

ちなみに、読了まで1ヶ月ぐらいかかったんだけど、それまで600点ぐらいだったTOEICは、この本を読んだだけで他に何もしてないのに、700点を超えてちょっと嬉しかった。

The Girl with Dragon Tattoo

次はこの本。「The Girl」シリーズ。最近だと「ミレニアム」シリーズ、と言った方が通りがよいかもしれない。

The Girl with the Dragon Tattoo
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横浜の有隣堂の洋書コーナーに平積みしてあって、たしか、「最高に面白い!」とか手書きの紹介文がついていたので買ってみた。

ミステリー小説で、500ページ以上もある結構分厚い本なんだけど、本当に最高に面白く、こちらも1ヶ月ほどで読み終わった。この本については、東京で外国人が読んでいるのを何度か見かけたし、外国でもこれを持って旅をしている人に何人も出会った。後にスェーデンとハリウッドでそれぞれ映画になったりして、やはり一級のミステリーと言ってよさそうだ。

当時の自分には、英語的に難しい部分もあり、ちょっとずるなんだけど、同作品の翻訳版、つまり日本語版を立ち読みして不明部分を補ったりした。

このシリーズは3部作で、結局ハマって全て読んだんだけど、個人的には2部が特に良かったと思う。

The Girl Who Played with Fire
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Ahead of the Curve: Two Years at Harvard Business School

最後はこの本。これを読んだのは2009年の夏だったんだけど、今思い返すと、この頃にはMBA受験を意識していたんだろうと思う。

Ahead of the Curve: Two Years at Harvard Business School
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内容は、英国のジャーナリストがMBAの最高峰HBSに入学し、卒業するまでの経験を綴ったもの。MBAそのものや、Harvardの権威に懐疑的な見方を示しており、ボストンの本屋からはこの本が撤去されたとかいう話もある。

ゆくゆくはMBA受験を考えている、という日本人なら、中のイメージを具象化でき、かつ英語の勉強にもなって結構よいのではないだろうか。

*1:日本に戻ると英語に接するチャンスが減るだろうからこれで補ってほしい、という意図だったらしい。とても嬉しい贈り物である。

*2:ちなみに、この対象についてのコンテキストを理解している/背景知識がある、というのは日本人が英語を読む上でこの上ない協力な武器になる