Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

SIMフリー携帯もやっぱり大手通信キャリアの回線で

スマホ電話SIM(b-mobile) に不満爆発

以前、こんなエントリを書いた。かいつまんでいうと「1月に香港から帰国したのだけど、SIMフリーのiPhone4sをそのまま使うのでb-mobileを選んだ」という内容だ。

ちなみに、月額利用料は約2,300円。日本では結構安い部類に入るんだけど、ネットの速度が150kbpsで、これは体感で耐えられないほど遅い*1。あと、b-mobileはDocomoの回線なんだけど、使っていくと驚くほど「電波が繋がらない*2」というのに気がついた。オフィスはダメだし、家でも飲食店とかでも全然だめ。ということで、かなりの不満が溜まっていた。

 

移行先はソフトバンク(SB)のiPhone4s

b-mobileも3ヶ月目にはMNP転出のペナルティ(5,000円)がなくなるので、SBへの乗り換えを行うことにした。具体的にはiPhone4sのプランを狙うことにした。

  • 手持ちのSIMフリー4Sの機能・性能に満足しているのでこれを継続利用したい
  • 今、時代は既にiPhone5Sの足音が聞こえている状況で、旧機種の4sは値段が手頃
  • 150kbpsを脱出できればよく、LTEまでは必要ない(現状、自分にとってLTEはパケット通信料を高くしてまで使いたいほど魅力的ではない)

auだと、iPhoneをSIMフリーにするのに追加投資が必要だし(一方で新品になるわけだけど)、Docomoはb-mobileの経験上また不満が爆発するように思えたのでパスした。

 

 複雑な携帯電話の料金体系

それで、数日間SBのiPhone4sの情報を収集することにした。そうすると、次のようなことが見えてきた。

  • 2013年3月時点では「MNP一括0円、ゴミ無し」というのが一応の目安
  • iPhone4sの中古市場での売却目安は35,000円程度 

ちょっと解説すると、携帯電話の料金プランはキャリアからの携帯電話の本体価格に相当する販売奨励金をいつ受け取るかで、本体一括払いと本体分割払いの二種類の買い方がある。いずれの場合も携帯電話の本体は契約時に受け取る事ができる*3

f:id:moriken_1113:20130330092650p:plain

 

f:id:moriken_1113:20130330085949p:plain

 

MNP一括0円というのは、MNPで他社から移ってくるなら、本体一括払いなんだけど、その時の初期費(本体価格)を0円にしますよ、という意味である。ちなみに、ゴミ無しというには、本体契約の他に不要な回線の契約(みまもり携帯やフォトフレーム)が不要ということだ。

 

f:id:moriken_1113:20130330085934p:plain

 

こういう買い方をするとどうなるかというと次のような状態となる。

  • 契約時にiPhone4s(新品)が手に入る
  • 月々の利用料が販売奨励金の分割引される

iPhone4sは中古市場で35,000円、月々の利用料の割引は1480円×24ヶ月で35,520円(単純な積み上げ)、この2つで7万円程の価値となる。

 

MNPによる奨励金のお値段は?

話が混ざるのでポンチ絵には書かなかったが、MNPで乗り換える場合は、通話料の割引という形で、更に980円×24ヶ月で25,880円(単純積み上げ)の乗り換え奨励金を受けることができる。

その他、携帯ショップによっては、契約時にキャッシュバック(CB)を行うところもある。実は自分の場合「新規一括0円、CB10,000円」という条件で契約した。

CBの源資が、旧機種であるiPhone4sの在庫処分のための奨励金であるのか、MNPの奨励金なのかはよく分からないが、仮にMNPの方であるとする。

 新規で購入する場合は通常本体価格相当分の奨励金しか受け取れないことを加味すると、SBがMNPで他社からユーザを取り込むために、単純計算で

 

35,000円(毎月利用料の本体価格相当分の割引)+26,000円(MNPの乗り換え奨励金)+10,000(CB)=71,000円

 

ほどのお金を、通常の新規客獲得より余分に使っていることになる*4。 

「他社から顧客を引き抜く」ことと「自社で純粋に顧客を獲得する」ことの価値がこんなにも違うというのは正直驚きである。

 

SBにしたら月額利用料も安くなりネットも電話も快適になった

ということで、色々調べた結果、先日SBにMNPしたんだけど、b-mobileのMNP手数料やSBの契約事務手数料、諸々諸経費を込でも月額の(実質)利用料はなんと1,000円を割った(1年利用して1万円払って解約すると想定した場合)。

ネットが帯域制限のない3G回線になったので、LineでもSkypeでもストレスなく使えるようになったのは素晴らしい変化である。また、SBのWifiスポットが無料で使えるようになったので、ビックカメラWifiサービス(月額380円)は解約する予定だ。

電話としての電波もDocomoよりかなり良くなったように感じる。あのCMのせいでそう感じているだけかもしれないけど(Perception is more important than reality)。

 

しかし、携帯電話のビジネスというのは複雑で、こういうのを組み立てて、利益を出しているのはどんな人なんだろう〜とつくづく感嘆する。

 

 

 

 

 

 

*1:最初は200kbpsで結構快適に使っていたが、料金プランが改定されて安くなるので150kbpsのに移った

*2:日本語変だけど、もう日常語になってて、その方が分かり良いのであえてこう書く

*3:セオリーとしては一括払い時の量販店などでポイントと分割払い時の現在価値で高い方の買い方がお得と言える

*4:実際は、ユーザは24ヶ月以内に解約する可能性や現在価値を考えると、また契約時に色々契約されられた有料オプション(初月無料)を解約しないユーザの割合を加味すると実際の金額はもっと減る