ヨーロッパで小さな悪から身を守る

今日は久しぶりにまたヨーロッパ旅行の話。旅先で経験したトラブルについて振り返ってみようと思う*1

謎の人たち

日本人の感覚では、一瞬理解できない人たちにヨーロッパでは結構たくさん出会った。

  • 地下鉄でいきなり歌い出す/楽器の演奏を始める
  • コスプレして一緒に写真を取ろうと言ってくる
  • 謎のパフォーマンスを披露している

基本的に、これらの人は、小銭稼ぎをしているわけなんだけど、こーゆーのは、あんまり日本や香港で見かけることがなく、アメリカでも一回しか見たことないし、でもヨーロッパではそれがあまりにも日常的すぎてちょっと驚いた。


浮遊パフォーマンスを披露する謎の2人組

ちなみに、最も謎の人に出会う場面が多かったのがパリで、逆にスイスでは全くこの手の人には出くわさなかった。いずれにしても、自分たちはよく分からなかったので、目線を合わせず基本的に"全無視"でやり過ごした。

小さな詐欺

あと、上述の謎の人よりは若干悪意を持ってそうな人たちにも遭遇した。

  • 自動改札にぴったりくっついてくる
  • なぞの署名を求を求めてくる
  • 財布をなくして家に帰れないから小銭を恵んでくれといってくる
  • 駅のプラットフォームで勝手に車両案内と荷物持ちをされチップを要求してくる

パリやローマの地下鉄は入場時に自動改札が導入されてて、キセル防止にそれなりの効果を発揮しているようなんだけど、それでも前の人にぴったりくっついて入場する、などの人はそこそこいた。気づくと後ろにいて、別れ際に「サンキュー」と言って消えていくのである。小額だし、そう言われると駅員に通報する気持ちも無くなってしまい、まー、向こうもテクニックあるよなー、何て思ったりした。

署名の方は割と有名な詐欺らしい。孤児が云々って英語で書かれた紙にサインを求められる。実際には現地語で何ユーロか寄付することに同意する、とか書かれていて署名と同時に小銭を要求される。また、署名中、気を抜いた隙にスリを働くというのも手口らしい。いずれにせよ、知らない人に声をかけられたらまずカバンをおさえる(財布を守る)というのが鉄則だろうと思う。この詐欺には、意外にもアメリカ人が引っかかっていた。

家に帰れないとお金を要求する人には「一緒に警察に行こう」と言ってみたが臆することもなく、要求は続いた。いい加減相手にするのがつかれたので「あなたの英語は分からない」とイチャモンつけて無視したところ、どこかに行ってしまった。

ヨーロッパの鉄道駅のプラットフォームは改札なしに誰でも入れるようになっているので、荷物運ぶ詐欺みたいなのも結構いっぱいる。半ばむりやり荷物を持たれ、車内の荷物置き場に運ばれる。運んだ後に紙を見せられて「恵まれない孤児の為に寄付を」と頼まれる。詐欺なのかホントの寄付なのかよく分からないが、(制止したにもかかわらず)荷物を運んでもらったのは事実で、ホテルでもタクシーでも荷物にはチップが必要だろうなーというのの類推で、ポケットにあった小銭を渡した。むこうは金額に不満そうだったが、直に立ち去った。ちなみに女性である。


と書いていると長くなってきたので、トラブルの話は2回にわけることにしようと思う。次回は「自分が原因のトラブル編」として、ローマ鉄道事件、「財布がない!」と気づいたその時に の豪華2本立てでお届けする。お楽しみに。


関連エントリ(ヨーロッパ紀行 2012年、夏 シリーズ)
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水の都にあった秘密の小道
心を動かされた観光地

*1:旅慣れている人からはそんなのトラブルのうちに入らん!!と突っ込まれそうな内容ではある