ITSBCC その6

予備ラウンドの結果発表

Collaboration Sessionのポスター作成が終わった直後に、午前の予備ラウンドの結果が発表された。

自分はこの時、他チームのポスター展示を見て周っていて、この短時間にどのチームもよくやるなー、デザインという側面でのセンスもいいじゃん。自分たちのとこだけかと思いきや、ホントすごいなこの人達、なんて感想を抱いていた。正直アナウンスが行われているのにも最初は気づいていなかった。

そいえば、何か騒がしいけど何かアナウンスしてるのかな、あ、結果発表か、と気づいたその時に遠くで「ガリ」と聞こえた。ん、ガリ?そんなチーム(都市)あったっけなー。寿司じゃないんだから(ホントにそう思った)。

ーーー(ちょっと沈黙)。うーん。でも待てよ、ガリと自分のチーム名のDelhiってちょっと似てるから、念のためUSTのチームメンバーに確認しとくかー、とチームを見つけたところ、何かやけに喜んでいる。。。この時に何が起こったか悟ってしまった。まさかのファイナル進出である。

正直なところ嬉しいという気持ちはほとんどなく「え、予選通過?まじで? えー、も一回プレゼンやるの?しかも大人数の前で、更にビデオ撮影&ネット公開、まじでやだ。。。」というのがその時に感じたことだった。Judgeの反応、及び他のチームの状況を何となく聞いていて、全くもって可能性が無いと思っていただけに、何かの間違いではないかと本気で疑った。

そしてファイナルラウンドへ

Collaboration Sessionの発表と審査が行われている裏で、ファイナルラウンド進出チームが、本番が行われる大会場に案内された。マイクテスト、立ち位置の確認、PCの操作方法などの指導を受ける。その会場で改めてファイナリストの名札を渡されて、やっと間違いではないということが確認された。あああ。ファイナルに進んでしまった。

我々の発表順は2番目、およそ1時間後だった。それまでは控室で練習していてよいとのこと。チームで控室に戻る。運営の女性(BUのMBA2年)がサポーターとしてついてくれ、水やコーヒー、スナックを差し入れてくれた。自分はまさか通ると思っていなかったので、スッカリ気が抜けており、何を喋るか頭が空っぽになっていた。気をとり直して練習するが上手く捗らない。結局、本番でもグダグダになってしまったんだけど、これは素直にチームメンバーに謝る必要がある。

とてもじゃないが、MBAに通ってよいレベルの英語ではない謎の呪文を大観衆の前で唱えてしまい、それがネット公開されるという羞恥プレイの罪に耐えるのでどうか許して貰いたい(この件はいまだに気持ち的にブルー)。この年になり、いつでも何かに備えてコンディションをキープしておくというのはホント重要だというシンプルな教訓を学んだのだった。



ファイナルでいっぱいっぱいの様子


ファイナルラウンド自体は、もうボーナスゲームみたいな感じだった。Judgeはやや厳しめの質問を浴びせてくるが、まぁ当然の事を聞かれている。なんだかんだしている間にあっという間に自分たちの出番は終了した、というのが雑感だ。

プレゼン終了後に先ほどのアメリカ人Mが、それでも「Delhiの方が最初の組より良かった」と耳打ちしてくれた。え?と思ったが、同時に、それまで絶望していたくせに、欲が生まれた瞬間でもある(笑)

ひょっとして全般的にみんなあんまりアイデア煮詰まってないんじゃないか、という仮説が自分の頭をよぎった。確かにNetwork Societyという概念をその場で初めて聞くチームばかりだと仮定すると、ひょっとしてそれを理解するだけで24時間の大部分を使ってしまったりして、相対的に自分たちのものも、そんなに悪くないんじゃないだろうか。そんな考え、妄想だった。

うがった目で、後半2チームの発表を観察した。うーん、そう言われてみれば、確かにアイデアはありきたりかもしれない。深度も浅い、気がする。しかし、一方では、プレゼンのデリバリは上手だし、パワポはセクシーだ。でもなー、内容でいったらUSTにもチャンスはあるんじゃないだろうか。これはひょっとするとひょっとするかも。と、どんどん欲が膨張していったのだった(笑)


(続く)

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