3年前の授業の思い出 (Understanding Consumers)

とあるきっかけで、香港滞在時代がフラッシュバックし、ふとB-Schoolのマーケティングの授業を思い出した。もう3年以上も前だが、インド人教授によるエンターテイメント性もある有意義な授業だった。何だか懐かしくなったので、とあるサイトに書いた紹介文を備忘録的に転載しておこうかと思う。

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小米ヘッドフォンで絢香を聞きつつ(黄龙 編)

中国、青い水、巻物、絶景。こんなキーワードで連想されるイメージは、ズバリこれではないだろうか。そう、あの段々で連なる不思議な風景は、ここ黄龙にある。

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四川省の奥地、九寨沟と並ぶこの景勝地へは、バス、タクシー、団体ツアーなどの方法で行くことができる。バスは九寨沟-空港-黄龙を結ぶ。お値ごろ価格だが本数が極端に少なく使いにくい。団体ツアーは九寨沟を本拠地に1日の間に往復というスケジュールが一般的でやや忙しい。



辿りつくのはそれなりに大変(時間だったり、お金だったり)だが、この趣きある風景は、それだけで訪れる理由になるかもしれない。メインランドにあって空気が綺麗で水も豊富な自然溢れる。中国国土の広大さに感服せずにはいられない。

ハード面もよく整備されている。地区全体に遊歩道が巡っており、ベンチなどの休憩ポイントやお手洗いも十分に設置されている。また、ゴミは全く落ちていないし*1、そんな環境だからか観光客のマナーも(比較的)高い。

九寨沟もそうだが、この秘境では、日本人を含む外国人と出くわすことが極端に少ない。中文ができれば他の外国人に先駆けて世界遺産の絶景を一足早く堪能できる。こんな絶景を世界が放っておく訳はなく、ここもあと10年ぐらいで、ソフト面での外国人対応がだいぶ進むだろう。


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*1:こまめにゴミを拾ったりゴミ箱の中身を回収する要員があちこちにいる

小米ヘッドフォンで宇多田ヒカルを聞きつつ(九寨沟 後編)

いざ九寨沟

九寨沟内部は超巨大な自然公園をイメージしてもらえば分かりやすいと思う。山岳の中に遊歩道が整備されており、湖や滝などの絶景ポイントが点在している。

湖の水は時間や天気、見る角度で色合いが変わる。樹の影になっている部分はブルーの発色になっているのがわかるだろうか。

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ひときわ色彩が美しい「五彩池」。最初に見た時は思わず声をあげてしまったほど。

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少し引いてみるとまた違った風景が見えてくる。

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他にも、昔の巻物に描かれてそうなものや、湖面が鏡のような景色もある。

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チベット族の土地だったここでは、チベットの宗教様式もあちこちで垣間見ることができる。例えば車輪のついた仏具。中にお経が納められていて、これを1回転させると1度お経を読むのと同じ効果があるらしい。それを水車に取り付けて自動化してしまうのも面白い。

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九寨沟のTips

最後に九寨沟を巡る簡単なコツをご紹介。中国国内でも人気の観光地らしく、夏場はとても混みあう。そのため、気持よく周るには「入場ゲートが開く朝7時にすぐ入る」のがポイント。入場チケットは入り口近くのチケットセンターで買えるので、観光前日までに買っておくとよい。

  • 朝遅くなるとチケット及びゲートが混雑し1時間以上待たされる
  • 時間が遅いとゲートを超えた後のバスもかなり混雑。「並ぶ」という概念がなく、かなり中国に慣れている人でも苦戦する可能性あり
  • 入場料(バス代込)は320元/日と高額。朝一で入れば1日で全てを周ることも可能

中国本土はとてつもなく広いと思い知らされる大自然、九寨沟。たっぷりの水と緑とおいしい空気。幻想的な景色とチベット文化。妙な感覚だが、山林を歩きながら自分の故郷、北海道とこの風景を重ねてしまっていた。自然の感じがよく似ているように感じられたのだ。北海道にも青い色の湖(神の子池)があったりする。そして、こういう神秘的な景観は、やはりアイヌ文化で特別な意味を持った場所だ。

この特別な空間は、何か大きな、清らかなパワーを発しているに違いない。自分は、(運動不足という)汚れのせいか、遊歩道の階段の登り降りで膝を痛めてしまった。そう、九寨沟最大のTipsは事前の「ダイエット」...。

BOSEのスピーカーで B'z を流しながら(九寨沟 前編)

成都から九寨黄龙机场へは飛行機で60分ほど。しかし、九寨黄龙は天候不順で遅延が発生しやすい空港で有名。自分たちも10:30の便を予約して空港に入ったのに、Delayしまくって、結局飛行機が飛んだのが13:30。

半袖シャツで飛行機に乗り込んだらCAさんから「衣服はそれだけ?あっちは凄く寒いよ!」と言われ少しビビる。*1

14:30に空港に到着し、事前に紹介してもらっていた司机(ドライバー)と合流。空港から九寨沟の入り口までは車で2時間程度。写真ではちょっと伝わりにくいかもだが、さすが海抜3,500メートルの空港。空が近い。

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我々が泊まったのは贵宾楼というホテル。九寨沟の入場ゲートに徒歩5分という特別な場所に位置しており、全てのホテルの中で一番近い。国営パワー凄い。部屋は古くてボロいところもあるが、全般的に小奇麗で清潔なので家族連れでも安心して泊まれる感じだった。


チベット風の装飾

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干支を模したオブジェ

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この日は移動だけにし、夜は周辺を散策。観光地なので、雰囲気のよいお店も多い。不思議な色の水が流れる川沿いに多数のレストラン。

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中国版食べログ「大衆点評」を頼りに、その中でも評価の高いこちらの民宿に併設された饭店に入る。

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四川の回鍋肉は、キャベツじゃなくてピーマンなんだよね。「きのこスープ」も四川では何度も頼んだが、鉄板の美味しさ。

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絶景写真をいっぱい載せようと思っていたが、思わずグルメレポートになってしまった。次回は、いよいよ九寨沟に足を踏み入れる。

*1:結果的には9月中旬では、九寨は普通の長袖があれば大丈夫(朝晩は結構冷えるけど)。黄龙は結構寒いが、やはりダウンジャケットが必要なほどではない

中秋節の夜に小米のヘッドフォンで布袋寅泰を聞きながら(成都 グルメ編)

成都のラストはグルメ。四川料理は自分の中ではかなり好きなジャンルで今回の旅の楽しみの一つ。

「凉粉」は、寒天みたいなものに、水煮牛肉の辛いスープがかかってるもの。激辛料理の代名詞、四川菜はヨーグルトと食されることが多い。(もちろんビールも最高に合う)

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お次はきのこと鳥のスープ(名前わからず。菌鸡汤....)と、角煮的なもの。スープは優しい味できのこの旨味と香りが滲み出ている。肉は脂っこいんだけど、下に敷かれている肉汁を吸った野菜と一緒に食べるとさっぱりいただける。うまい。

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こんな雰囲気で食べれば、より一層美味しく食べられる。

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辛いラー油がかかったワンタン。餃子バージョンもあって、両方美味しい。*1

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これは日本人にも大人気の「蒜泥白肉」。豚バラ肉に辛いニンニクソースがかかっていてキュウリと一緒にいtだく。ビールとの相性最高。

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ここからはホットスナック。「干煸四季豆」は香港にいた時からのお気に入り。本場の味は格別。

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土豆なんちゃら。名前のとおり、じゃがいもの炒め物。今年の5月に上海で学んだが、中国のじゃがいも料理は本当にハズレなし。

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きのこと肉と野菜の炒め物。四川菜ではきのこ、本当に大活躍。食感もいいし、いい仕事している。

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ホントは本場の火鍋なんかも食べたかったんだけど、胃袋が限界になり次回に持ちこし。

*1:これを言うと怒られるかもだけど、鼎泰豐にあるラー油ワンタンと同じぐらい美味しい

急に涼しくなった東京で小米のヘッドフォンでコブクロを聞きながら(成都編2)

翌日はパンダの日となった。ここ四川省は、もふもふして愛くるしい、あのパンダの故郷。成都には87頭ものパンダに会える「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」、通称パンダ基地がある。

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もはや説明不要の可愛さ。

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もぐもぐもぐ。

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赤ちゃんパンダの愛くるしいこと、いとをかし。

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パンダを大満喫。癒されまくる。これだけでも成都を巡る価値があるかも。

まだ暑い東京でセミオープンのヘッドフォンと初代 iPod nanoでミスチルを聞きながら(成都編1)

成都に到着したのは9月12日、中国時間で23:00ごろ。自宅を出たのが日本時間の12:00なので、およそ12時間の移動ということになる。

仕事の関係で、10年ぐらい前に2度ほど訪れたことがあり、綺麗な街だという印象を持っていた。空港からホテルまではタクシーで移動したが、街の景色は記憶のそれと同じように美しいものだった。

ガイドブックとTripAdvisorによると、成都でおさえるポイントは、武侯祠、文殊院、パンダ基地といったあたりらしい。三国志を読まずに中国に旅行に来ちゃうあたり適当感溢れるが、諸葛亮孔明)を祭ったのが武侯祠とのこと。

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ここにはバスで向かったが、百度地図が中国では神の活躍。要するにGoogle Maps百度版だが、ローカルバス含めて最適な経路が素早く表示されるし、成都クラスの大都市であれば、予め地図をダウンロードできて、スマホのデータ通信を節約しつつサクサク動く。

武侯祠を散策しつつ、ぼんやりと、場の空気とでもいうべきか、建物、風景の美しさに触れる。

中国は歴史建造物の数や広さが半端なく、当然全てを周るのは難しいのだけれど、上海、蘇州、広州、北京、厦門、香港などに加え成都を巡り、それらに共通する法則、アーキテクチャのようなものを感じられるようになってきた気がする。

これらは、日本でもその面影をかいま見ることができるためか、安定していて心地よい感じがする。

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北斗の拳」ではケンシロウが海を渡り、修羅の国で北斗神拳の源流を探った。同じように中国を旅し、もしくは言葉を学び、自身が慣れ親しんだ文化の源流を発見をした時の感覚がたまらなく好きだ。アジア、中華圏の旅はこれが醍醐味の一つだと思う。